Camera with my LIFE!!

私の好きな景色、物、植物など撮っています♪

仕事と趣味の力関係

こんにちは。

 

仕事を終えて、帰宅後に「ラジコンを磨くぞ!」とか「写真を撮りまくる!」とか「カフェで読書できる!」など、やりたいことがある場合は、新たな時間を過ごす(開始する)という意識に変わります

 

出来るだけ仕事から離れ、自分の時間を楽しめるように意識しています。

 

リュ・ハンビンさんの「人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」」(文響社)には、「帰宅後に何かをやり遂げる「パワー」は、運動することや、好きな食べ物をしっかり食べること、あるいはよく眠ることであふれてくる類のものではない。個々人の体力の有無とは関係なく、誰でも生存するための最低限の体力さえあれば、空いた時間を生産的に使いこなすことはできるのだ。(p-32)」と書かれています。

 

リュさんが言うには、好きな事をやるには、無理矢理作り出す「パワー」は必要ないうえに「むしろエネルギーを満たしてくれる(p-31)」と説明しています。

 

確かに、仕事ややりたくないことの場合は「パワー」が必要ですが、好きな事の場合は無理矢理パワーを使ってやる必要はありません。

 

リュさんは韓国の方ですが、どうやら世間の仕事の価値観が自分と合わなかったようです。「あたかも一生、たった一つの天職を探し、その天職のために生きなければならないかのように、社会は私たちを型にはめているけれど、みんながみんなそう生きる必要はない(p-37)」と述べています。

 

そのような社会状況から、自分の仕事以外に好きなことを見つけて、仕事以外の好きな事に時間を使うということに価値を感じたのだと思います。

 

私も、あたかも仕事を天職だと思い込んでやっていましたが、好きなものと、好きでないものは併存しますし、やりたいことをやるためには、やりたくないことをやらなければならないということが多いです。これは、養老孟司さんも同様のことを述べています。

 

ただ、稲盛和夫さん京セラフィロソフィーという本の中で「仕事だけが人生ではない。趣味や娯楽も必要だという人がいます。しかし、私に言わせると、それは、本業である仕事に打ち込むことができない人が、その代替として、趣味などに自分の喜びを見出そうとしているだけなのです。(p-106)」と、趣味に対して否定的な意見をのべています。確かに厳格に仕事に望むのは大切だと思います。

ただ、私は凡人であり、やはり楽しみは楽しみとして必要なので、仕事以外にも時間を作って心のエネルギーを満たすことを優先します。

 

先日、他の国の方が日本で就職し、数年間働いてきたことに対して意見(ブログで拝見しました)を述べていました。やはり、職場が熱心であることで、職場で全力を尽くす以外の選択肢を持てなかったというのが、厳しいと感じたと書かれていました。

 

私はカメラで写真を撮るのは楽しいですし、ラジコンを走らせるのも楽しいです。

 

仕事は仕事としていいですが、仕事以外に時間を使うことを否定せず、楽しんだ分を仕事をするパワーに変えれば良いと思います。