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判断するとは・・・

こんにちは。

 

判断する」ということを、身をもって大変だ、と感じた出来事は少年野球の審判をやっていた時のことです。

 

当然、審判なのでジャッジするためにグランドに立ちます。

 

一塁審、二塁審、三塁審、球審の4人で構成され、それぞれ担当が決まっており、ステマティックに動き回ります。ランナーが出た時、ボールが遠くに飛んだ時、担当の塁だけでなく、ボールと他の審判の動きの中で、それぞれの動き方があります。

 

最大の目的はアウトかセーフか判断にあります。

 

誰が見てもセーフ、どう見てもアウト、という状況なら良いのですが、「どっちだ!?」というきわどい場面が訪れます。私は見えずらい位置に立ってしまったため、アウトだかセーフだか見極め困難な場合がありました・・・。

 

この時あらかじめそうなることを想定し見やすいポジションに回り込むのが鉄則です。

 

バックホームの時の球審の位置取りやショートゴロやセカンドゴロからのダブルプレーの時の二塁審の位置取りなどです。

 

これは、色々な場面を想定して自分が楽に判断できる位置取りや、早めの動き、何か想定外のことが起こった際に修正可能な位置関係なども含めた間合いがあります。そして目的は、適切な判断を出来るための準備に他なりません。

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何も想定が出来なければ、何が起こるか分からないので、動けないのです。動いたとしても、次のイベントを予測した動きではないので無意味な動きです。

 

つまり、知っていることの積み重ねを最大限利用して、自分の最大で最高の判断が下せるように準備を含めて動くのが「判断する」の全ての意味になります。

 

例えば、「犠牲フライ」を知らなければ、フライを捕球した時点でアウトの申告をして終了ですが、その後に三塁ランナーがホームに向かうイベントが発生するため、捕球時とベースを離れた瞬間を見逃さずに「判断する」ことが出来ません。

 

このように、適切に「判断する」裏側には、様々な要因を含めて予測して動く必要があります。つまり、予測するにはその精度を高める必要があることと、それに関わる多くの知識が必要になるということです。

 

野球は好きでしたが、ルールに詳しくなかった私は、審判にかなり苦労しました!

審判は本当に大変です。(これは基本的な意味合いで、もっと複雑な判断があります)