貝原益軒の養生訓に、こうあります。
「おおよそ、人間には三つの楽しみがある。第一は道を行って、自分に間違いがなく、善を楽しむことである。第二に自分のからだに病気がなく気持ちよく楽しむことである。第三は長生きしてながく楽しむことである。(pp20-21)」
以前から、私は身体の重要性について検討してきました。特に「善」だとか「志」だとか聞いた場合、その意味が「社会的な要求」としての「規範」のような意識を、無意識で抱いていました。
実は、「善」だとか「志」だとかは、自分自身の心にあるもの(決して他人を傷つけるものではない)で、私自身が納得のいく写真を撮ることが「道」であり、その「道」を通して学ぶことが「善」だと、私自身は解釈しています。
そして、それを継続するためには、身体の健康が必須です。